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2005年11月29日 (火曜日)

『奇談』 感想

 映画『奇談』を見た。映画は久々だ。諸星大二郎原作の映画『奇談』CMとか阿部ちゃんが再び礼二郎になる。『妖怪ハンター』映画化とか書いておいて、見に行かなかったら詐欺だろう、ということで。

 これ、主演はやっぱり藤澤恵麻なのね。公式サイトの情報見て不安だったんだけど、ほんとにそうだった。稗田先生じゃなくって。まあ、稗田礼二郎が主役じゃなくって傍観者、ってのは原作どおり、ではある。これは『おろち』とかといっしょね。つっても、原作には藤澤恵麻の役どころは出てこない。

 あの原作をどうやったら映画にできるんだ? って思ってたんだけど、ある程度の設定を参考にして新たに作った話、になるかな、と思うと。原作の骨格はそのまんま使われてる。それだけだと時間がもたないので、別の設定を加えている、って感じ。かなあ。

 あと、時代設定が意外な感じで。これは見てからのお楽しみ、ってほどの話でもないが。えー、上映期間が終わってからこのへん話してみたい。

汝、神になれ鬼になれ―諸星大二郎自選短編集 まあ、おもしろかったですよ。藤澤恵麻が意外なほどにかわいくなかったけれども。これは髪型のせいかなあ。

 あと、エンドロールで原作を収録したコミックスのタイトルが出てたんだけど、この間出たばっかりの『妖怪ハンター 地の巻』じゃなくって、『汝、神になれ鬼になれ―諸星大二郎自選短編集』になってたね。これはタイミング的にしょうがないか。

 原作見ないでこの映画を見たらどんな感じだったろうなあ? こういうことをいつも考える。原作を知らないほうが楽しめる映画もあるはずだろうし。

 最後に。藤澤恵麻の演技は進歩していない。まあ、さほど演技力を試される役でもなかったかもしれない。阿部寛はあいかわらずいい演技だった。あたりまえ。

 追加ー。舞台は東北の山村。で、東北弁がいっぱい出てくるんだけども。『スウィングガールズ』のコンテストの司会の人がすんごい正確な東北弁を言っている。まあ、ほんとに東北の人だからね。『タイガー&ドラゴン』で伊藤美咲のだんなだった人。あと、柳ユーレイもそれなりにうまい。この人はどこの生まれか? 神戸浩のはうそっぽいんだけど、役が役だから、まあいいのかなあ。

 ところで、今日、映画館は俺一人しかいませんでした。貸切状態。家でDVD見てるのとあまり変わらない感じ。まあ、サブウーファーの低音とかはさすがにちゃんとした映画館って感じだったんだけども。自分以外の観客がどういう反応をしてるのか、っていうのも映画館の楽しみのひとつなんだけど、この状態ではそれを望むべくもなく。ほかの人の感想が激しく知りたい。ということで、みんな見てけろ。


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受信: 2005年12月 1日 (木曜日) 午後 05時16分

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