« 「アミノコラーゲン」の藤原紀香 | トップページ | うどん屋 »

2008年6月12日 (木曜日)

『神様のパズル』感想

 休み。ニュースサイトをチェックしてこんなのに目が行く。

 角川氏×三池氏、映画「神様のパズル」ぶっとび対談

日本映画に革命を起こしたメディアの寵児、角川春樹氏(66)と、限界無用の破天荒な描写が持ち味の三池崇史監督(47)。鬼才2人が映画「神様のパズル」(公開中)でタッグを組んだ。宇宙を作ろうと挑むカップルのぶっ飛んだSF青春映画である。映画完成までの舞台裏を語り合った。
 そうか。上映中か。近所のシネコンではやってないので、二駅先のシネコンへ。

 宇宙を作る。

神様のパズル (ハルキ文庫) これだけでもちょっとわくわくする。物理の理論をけっこうわかりやすく解説してある。いや、途中からわかんなくなった。でも、主人公がわからないなりに勉強して発表するっていう仕掛けなんかはよくできてた。SF映画だなあ。しっかりと。

 ただ、主人公の市原隼人には感情移入できなまま終わったのが残念。っていうか、この俳優、苦手だ。演技もどうもなじめない。モノローグどうもしっくりこない。一方、ヒロインの谷村美月。自分を「ボク」という天才。17歳でアメリカでものすごい論文を発表し、日本の大学に入学(はしょりすぎ)。「自分から天才と言ったことはない」とかいろいろ。このキャラクターもちょっと違和感ありまくりで、あんまりうまくないじゃん、っていうふうに見てくと、後半、ぐっと盛り返す。やっぱりうまい。やっぱりレビューにはならないなあ。

 上記リンクとか、「谷村美月の肢体にクラッ…「神様のパズル」の市原ら」っていう記事を見ると、谷村美月の衣装に注目が集まってそうなんだけど、確かにそこはかなり注力されてる感じがした。これまでの谷村美月の出演作からすると意外なんだけど。ちょっと三池監督の『妖怪大戦争』を思い出させる感じ(『妖怪大戦争』はエロを小学生に教える映画)。

 ところで。

 映画の音楽は鳥山雄司。RIZEも参加。クライマックスの曲は演奏もRIZE。テレビに映ったPVは「PINK SPIDER」だった。主人公の部屋にはポスターが貼ってある。

 でも、そのクライマックスがなんかわかりにくい。まあ、いいか。強引なところも三池監督だ。それにしても、市原演ずるところのロッカーは個人的にすげーだめ。こういうのをロックとしちゃうのが受けつけない。ヤンキー臭がきつすぎる。まあ、そういうストーリーっていうか演出になってるのだから、しょうがない。市原が悪いわけではないんだろう。

 公式サイトはこちら
 
 ちなみに、公式サイトにあるような衣装は出てこない。谷村美月はずっとジャージしか着てない。

 それから、小島よしお がちょっとだけ出てた。大学生。フットボールアワーの岩尾も大学生。意外と違和感がない。松本莉緒も大学生。『おじいさん先生』では教師だったのに。田中幸太郎が主人公の友達。まあ、これは普通。

 映画の感想になってない。書くのが難しい。とりあえず、原作を読んでみたいと思った。人にすすめられるかといえば、『奇談』なみにすすめられない、という感じだ。主役の二人が好きなら見に行くべき、っていう感じ。それじゃあ、まるでアイドル映画みたいだ。いや、角川映画だから、そういう認識でいいのか。往年の角川映画を思い出させる、という点では、見所はたくさんある、とも言えそう。いや、当時の角川アイドル映画よりも役者は格段にうまくなってるけど。


|

« 「アミノコラーゲン」の藤原紀香 | トップページ | うどん屋 »

コメント

(1)休日の渋谷で観ました。谷村美月の熱演は 期待通りでしたし、市原隼人も及第点。
それなのに客入りが今一つとは、残念な現象です。これは、宣伝・広報の戦略が下手なのであって、作品自体に責任は無いのです。
先ず、「SF青春ラブ・コメディ」や「チャーミングなサイエンス・ファンタジー・ラブコメディ」という宣伝コピーに違和感があります。
本作の場合、例えば「虹の女神」(市原主演)や「檸檬のころ」(谷村出演)等、いわゆる「青春映画」とは明らかに異質なのですから。
むしろ、「超弩級のスケールで描く、近未来クライシス(パニック)映画」の方がしっくり来ます。原子物理学の最新理論を踏まえた、物理オタク受けする味わいは、日本より海外(ハリウッドやシリコンバレーなど)で評価されそうな気さえします。(多分、角川春樹プロデューサーのことですから、その辺は織込み済なのでしょうが・・・)
(2)ジャージー+ホットパンツの女オタク姿。男言葉で色気ゼロなのに、胸の谷間(タンクトップ?)が眩しい沙羅華(谷村)のキャラは、最高でした。L(映画「DEATH NOTE」、松山ケンイチの役)の女性版を意識したのかな?
「久し振りだな。寿司を食べに来てやったぞ」・・・ラスト。「むげん」乗っ取り事件後、出所した沙羅華が 寿司屋を開業した基一(市原)と再会する場面。万感こもった彼女の表情(泣き笑い)。若手実力派女優・谷村の面目躍如でした。

投稿: 南平岸 | 2008年6月16日 (月曜日) 午後 12時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35726/41506416

この記事へのトラックバック一覧です: 『神様のパズル』感想:

« 「アミノコラーゲン」の藤原紀香 | トップページ | うどん屋 »