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2008年7月29日 (火曜日)

『ハプニング』 by M・ナイト・シャマラン 感想

 感想っていうか、『ハプニング』のレビュー的なものを書こうと思ったり。レビューにはならないかもなあ。ネタバレがなし、ってのが前提なわけで。

 シャマラン監督作品はすべて見ている。それが前提の話で。

 シャマラン監督といえば、「どんでん返し」が見所、ってことになってるらしいけど、今回はどうだろう? 以下、ネタバレしない感じで感想を書く。

 まず、とにかく怖い。恐い。CMで見る限り、とにかく、人ががんがん死ぬ。ほんとにがんがん死ぬんだ。これじゃあ、PG12も仕方ない。

 急にでかい音を伴って、ショッキングな映像が突然出てくる、ってのはサスペンス/ホラー映画では常套句だけど、それが、ほんとに効果的に出てくる。映画館の客席で何度、びくってしたことか。

レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版 で、前作の『レディ・イン・ザ・ウォーター』は伝説の持って行き方が強引、納得できない、一人よがりすぎ、とかいうのがあったけど、今回はそういうのは、なし。納得はできる。

 しかし、最後まで見て、なんかカタルシスがない、というのが残念感。まだ、終わらない、っていうのがなあ。

 『怪物くん』のサボテンの回みたいな、TO BE CONTINUEDな恐怖、ってのはあると思うんだけど。

 というわけで、『レディ・イン・ザ・ウォーター』よりはショッキングな分、客を呼べると思うし、がっかり感は少ないと思う。

ヴィレッジ しかし、『ヴィレッジ』みたいな感動もカタルシスもちょっと抑え目。
 一方、実は、こんくらいをやりたいのかもしれない。シャマラン。とか思ったり。

サイン (Blu-ray Disc) シャマラン監督作品でもっとも評価の高いのはやっぱり『シックス・センス」だと思うけど、個人的には、『ビレッジ』が最高だと思う。時点は『サイン』。

 そんなおいらがいう話だから、あんまり鵜呑みにはしないでほしいんだけども。

 あと、シャマラン作品ではおかしな人が出てきて、笑わせる、っていうシーンが定番なんだけど、今回はそれもいまいち。自然派の夫婦がちょっとおもしろいんだけど、それもいまひとつパンチがない。

 また、不思議な現象が発生して、それにおびえる人々の描写は『サイン』のそれを思い出させる(っていうかそのまま)なんだけど、それもあっさりしすぎ。

 もっと笑わせてほしかった。

 最後の感動も薄かったんだけど(いや、それなりにぐっときたけど)、最後のじわっとくる恐怖のために、あえて薄めた感じ。いや、違うかも。どう思う?

 ところで。

 今回は近所のシネコンで鑑賞。そこではもっとも小さい舘。100人くらい。ほぼ満員。シャマランファンって根強いねとか思ったり。

 エンドロールが出ても立つ人がいない。シャマランファンはちゃんと映画ファンなんだなあ、とか思ってたら、2分くらいしたら立ち始める人が10人ほど。エンドロールを最後まで見ない人ってのはどういうもんなのかなあ、って思う。そこに発見をしたいって思わないのかなあ、とか。


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