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2011年7月22日 (金曜日)

起動しない、読めないハードディスクの復旧 その1

 家族のパソコンが起動しないという。Ultimate Boot CDやTestDiskでなんとかしようとした話だ。

 起動しないというマシンがある家へ様子を見に行く。デスクトップマシンで、OSはWindows XP。ブート時のメッセージの途中で止まる。

 ご迷惑をおかけしております。Windowsが正しく開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの更新が原因の可能性があります。
 とかいう。ここでとれる選択肢は、

・セーフモードとネットワーク
・セーフモードとコマンドプロンプト
・前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)
・Windowsを通常起動する

 どれを選んでもだめ。再起動で同じメッセージが出る。

 ケースを開けると、チップセットらしきもののヒートシンクが外れている。留め金はマザーボード上の小さなフックみたいなやつにひっかかっているのが正常らしいのだが、そのフックがぶっとんだらしい。9年ほど前のパソコンということなので、本体はもういいのだけど、データだけはサルベージしたいとのこと。

 たぶん、カンタン。IDEドライブを外して、USB接続のアダプタ経由でなんとかなるだろう。

 そう思っていたのだけど、ぜんぜんカンタンな話じゃなかった。

 使ったのはIDE/SATA - USB 2.0変換アダプタと銘打ったグリーンハウスのGH-USHD-IDESAという型番の製品。

 これを持っていったWindows Vistaマシンに接続して中身を見ようとするのだけど、ドライブがマウントされない。おかしい。ハードディスク全体がぶっとんでいるはずはない。元のマシンでブートの途中まではいっているのだから。そう思う。しかし、マウントされない。

 こっからがすでにおかしいのだが、USBケーブルを外すと一瞬だけドライブがエクスプローラーに出てくる。もちろん、すでにケーブルは外しているので、ダブルクリックしてもアクセスはできない。むー。

 とりあえず、道具が足りない。ほかのデスクトップマシンにUSBアダプタを使わないで接続したらなんとかなると思う、と告げ、自分の家に持ち帰ることとする。この時点でちょっと冷や汗。カンタンに済むと思っていたのに。

 家に持ち帰る。家のデスクトップマシンにIDEでつないでみる。このマシンはSATAのハードディスクしか使ってないのだが、IDEコネクタは1つだけ用意されていて、そこにはDVDドライブがつながっているだけだ。そのIDEコネクタに持ち帰ってきたIDEハードディスクをつなぐ。

 マウントする気配がないばかりか、Windowsも起動しない。認識に問題があるのだろうか?

 次。別のIDE-USBアダプタを試してみる。アダプタというのは正確ではないか。USB 2.0接続の外付けハードディスクの中身を取り出して、持ち帰ってきたIDEハードディスクと換装する。換装といっても外付けハードディスクなので分解に面倒はない。バファローのHD-120IUという製品だ。

 つなぐ。マウントしない。ここで、もう少し調べる。

 デバイスマネージャーを見ると、ハードウェアとしては認識している。では、と思い、「管理ツール」の「コンピューターの管理」から「ディスクの管理」をチェック。ここでもディスクとしては認識されている。しかし、ファイルシステムが「RAW」となっている。どういうこと? フォーマットされてないディスクという扱いのようだ。むー。本来はNTFSのはずだ。

 「ファイルシステム」「RAW」で検索すると、「TestDisk」というプログラムで復旧できる可能性があるという。失われたパーティションを復活させることができるらしい。Windows版とかLinux版とかいろいろあるという。もちろん、まずはWindows版。試す。だめ。パーティションが見つからない。変換アダプタを介したUSB接続なのが問題なのだろうか?

 次。デスクトップマシンへIDEで接続して試す。結果は同じ。Windowsでやってるのがまずいのか? と思い、1CDで起動できるLinux環境という「Ultimate Boot CD」というやつを試す。CDを作成してそれで起動。そこからTestDiskを起動するのだ。

 パーティションは見つかる。そこで、Listを選択するとファイルが見えるというのだが、それがまったく見える気配がない。Quick SearchでもDeeper Searchでもだめ。この状態でパーティションを復活させようとして、手を加えたら助かる命も助からない。ということで、これも手詰まり。同じディスクにあるPhotoRecもだめだった。

 Ultimate Boot CDとTestDiskならなんとかなるという話が多かったので期待してたのだけども。このほか、市販ソフトも考えたけど、TestDiskでだめならそっちもだめだろうということで、試すまではいかなかった。ほかにも試すことはまだある。ということで続く。

(追記)
続きはこちら。
回復コンソールよりもWindows PE 、ハードディスク復旧その2


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