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2014年9月19日 (金曜日)

MobMuPlatのAndroid版がリリース、Editorの起動方法が変わってた

 iOSでPure Dataのパッチが動かせるMobMuPlatのAndroid版がリリースされていた。「iOS楽器が自分で作れる!」とかいうので話題になったあれだ。」開発者のDaniel Iglesiaさんからのメールで知る。

 MobMuPlat.com

 とりあえず、起動してみたのだけど、オーディオ関連は動いている模様。サンプルのパッチで確認。

 一方、MIDIのほうは、MIDIデバイスが認識されない。これは手元にあるAndroid端末の問題かもしれず。ちょっと前にカスタムROMをアップデートしてから試してなかったので、原因はそっちにありそう。なんつってもChromeのWeb MIDI APIが動かないんだもの(デバイスが検出できてないっぽい)。

 ということで、MIDIデバイスが認識できないと、やりたいこともできないわけで。

(追記)USBホストケーブルの接触が悪くなってた模様。つなぐときの角度を変えたりしたらつながって検出された。MIDI送信ができることを確認。ノート、CCのみのテスト。一度に大量のデータを送ろうとするとアプリが落ちる。まあ、ベータ版ですからね。(追記終わり)

 あと、パッチを作成するエディタMobMuPlatEditorも1.61がリリースされていた。これはたぶん、だいぶ前に出てたもの(でもまだ使ってなかった)。「グリッドが使えるようになったよ」というのが本体のアップデートの時にApp Storeの情報に掲載されていたはず。ちなみに、以前はMobMuPlatEditorで適当に配置してから、パッチをテキストエディタで開いて座標を修正していたのだ。これはひどくたいへんだった。

 ということで、こちらも久々に試す。

 しかし、ダウンロードからつまづく。公式サイトのMobMuPlat.comでWindows版のリンクを探すも見つけられず。GitHubにあるのはソースだけだ。で、よく探すと、「MobMuPlat Development Package! v 1.61」というリンクがそれだった。中にOS XとJavaバージョンが入っている。後者がWindowsでも動く。

 で、ディレクトリ構造も変わってるし、Editorとの連携を行うパッチを自動で起動するようにもなっていない。むむう。ということで、前のバージョのバッチファイルを元に作ってみた。

 ZIPファイルを解凍してできたディレクトリ「MobMuPlatDistribution_1.61」に、「LaunchPureDataAndWrapper.bat」というファイルを作成。テキストエディターで以下のように書く。

start PureData\Windows\pdVanillaForMobMuPlat\pd\bin\pd.exe PdWrapper.pd

start Editor\CrossPlatformJava\MobMuPlatEditor.jar

pause

 これで、このバッチファイルをダブルクリックすると、Pd本体が連携用のパッチをロードした状態で起動し、エディターのほうも起動する。あとは、既存のパッチをロードするなり、新たなパッチを作成すればいい。

 バッチファイル自体は「PureData\Windows」ディレクトリ内にもあるのだけど、Pd本体を起動するだけになっている。このへんのドキュメントもない(?)ので、最初は戸惑った。

 これはMobMuPlatEditorがWindows専用ではなく、マルチプラットフォームで動くJava版としてリリースされたからだろうか?

 とりあえず、なんとかなったのでメモ。

 あと、Android版のMobMuPlatについて、気づいたことをいくつか。iOS版との比較がメイン。

 Androidでは、外部のシンセアプリなんかを使うことができない。iOSのVirtual MIDIのような仕組みがないため。簡単にできる手段がOSに用意されてないからしょうがない。

 それから、Network MIDIもない。WindowsのrtpMIDIと連携して、といったこともできないっぽい。LANdiniというのがネットワーク関連であるのだけど、それについてはどういうものかがわからない(これはiOSで触ってた時も思ったのだけど、簡単にネット-ワーク経由でのMIDI送受信ができてたので、気にしてなかった)。

 でもって、当然ながらAudiobusもないので、オーディオ処理で外部のプログラムと連携するみたいなこともできない。MobMuPlatで生成した音に外部アプリでエフェクトかける、みたいなことが。

 このへんはやっぱりAndroidよりもiOSだなあ、と思ったり。

 それでも、Pure DataのパッチがAndroid上で動くようになったのは非常にうれしい。すばらしいことだ。エディタも使い慣れたプラットフォームで動くものが用意されているわけだし。

 サンプルパッチを見てみると、Androidのみのものも新たに用意されてた。それがHID Input。ゲームパッドやジョイスティックをつないで、それらの操作を検出するというものだ。iOS版とは違う使われ方がするのかもなあ、と思ったり。

 考えがまとまらないまま終わります。

 

 なお、MobMuPlatでプログラミングする(パッチを作る)にはPure Dataの知識が必要。ウェブでもわかりやすい日本語チュートリアルがあるんだけど、やっぱり書籍があったほうがいいかも。現在、出版されているのは以下の2冊。私は、「Pure Data -チュートリアル&リファレンス-」を買いました。

Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)

Pure Data -チュートリアル&リファレンス-Pure Data -チュートリアル&リファレンス-


eVY1 Shield / VOCALOIDリアルタイム演奏 新入力方式 iPadで歌うキーボード 目指せフリック超え


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